みなさんこんにちは。片野ですm(. .)m
久々のブログ・・・ですがあまり明るい内容ではないですね。
国民的に知れ渡っていてもはや「日本の喜劇王の一人」と言っても過言ではない「志村けん」さんが3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で急逝されました・・・陽性と分かってからわずか6日死去するというアッというまの出来事。
まずはご冥福をお祈り申し上げます・・・
私の中で・・というよりも皆さんの中での「志村けんさん」は、ご存知の通り小さなお子様から年配の方々まで長年にわたって我々を楽しませてくれたエンターテイナーです。
私なぞは、ちょうど小学校に入る前から土曜の夜20時から放送する「8時だよ!全員集合!」のばっちり当てはまる世代。
産まれて初めて腹がちぎれるほど笑った経験はドリフターズが一番最初でした。
亡くなって数日経った今現在でもTVや様々なメディアでは彼を悼む特集が組まれています・・・
東村山駅の前には「志村けんの樹」という3本のけやきの樹がありまして市民が沢山の献花とお祈りをささげに来ています。
自分の中ではとっても大好きな芸能人だった人は、こんなにも皆さんから愛されている人だったとは思いませんでした。
昔からの芸能人だから、「全員集合!」を観てない人はあまりそこまで興味ないかなぁ・・なんて思っていたくらいですから(;^_^A💦💦
なんというかこの・・・自分をさんざん笑顔にしてくれた人物が亡くなってしまうのは、こんなにも寂しい気持ちになるのですね・・・
私が生きていて沢山の著名人が亡くなってきた報道を観てきましたが、志村けんさんが初めて思わず涙が出てしまった人でした・・・
志村けんさんは自伝を2冊出していまして、題名は「変なおじさん・変なおじさん2」(笑)
私は発売当初にすぐに購入して、彼のヒストリーを読んで「あんなに面白くてバカやっているのにとても心が繊細・・・というか、もはや臆病なくらいの人なんだなぁ・・・」という印象を受けました。
近年は彼の素顔に迫る企画や番組が少しずつあったりしますが、当時は世間の志村けんさんの見解と言えば「大酒飲みでおバカなコントやっている面白い人」という印象しかなかったので、ギャップにビックリしました。
でもそのギャップのせいで、ますます好きになった印象があります(笑)
そういえば、いかりや長介さんの自伝「だめだこりゃ」も読みました。
お二人とも下積み時代、明日をも分からないくらい赤貧の時代がありまして、どうやって「のし上がって」いこうかと考えて努力したり、人気者になったらなったで視聴率を稼ぐにはどうしたら面白いコントになるかをずっ・・・・・と苦しんでいたと書き綴っています。
そういった点では彼らは共通の苦しみを味わって、似た者同士お互い協力していったのでしょうね。
今となってはその大好きだった二人がこんなに早く亡くなってしまうとは思ってもみませんでした。
以前「鉄道員(ぽっぽや)」という映画で志村さんが映画のキャストをした時に、とても演技が上手くてびっくりした印象があります。
生きていれば山田洋二監督が「キネマの神様」という映画の初主演が決まっていたそうですが・・・本当に神様にならなくてもよかったのに・・・😢💦💦
あの優しい笑顔をまた観たかった・・・
若手のコメディアンや芸能人に幾多の影響を今でも与えていた人が亡くなってしまうのは本当に惜しい事です・・・
そしてこんなにも皆さんから愛された人物の最期が(ウイルスのせいで)誰にも見守られず・火葬場にも送ってあげられずに遺骨で返ってきてしまうなんて悲しすぎます。
後日この新型コロナの騒動がひと段落着いたところで、きっとお別れ会などを開催してくれるとは思うのですが、この現状ではまだまだずっと先でしょうね・・・
もし出来たら日程を合わせて行きたいものです。
しかし親しみがある人をたった数日で奪い去っていく新型コロナが改めて恐ろしい存在だと感じました。
私の家には両親がいますので、もし2人がかかったら・・・ 何も言葉もかけられないで数日でいなくなってしまうと思うと改めて気を引き締める気持ちになりました。
でもきっと・・・世間の多くの皆様も今回の志村さんの事で寂しい思いをしているはずです。
自分の身近な人を守るためにも、もっと我慢しなければいけないのだという気持ちが世の中に浸透したのではないでしょうか。
きっとそれが多くの人の命を守っているはずです。
この様な人をもう増やしてはいけません。
まだ事態の収束には時間がかかるとは思いますが、この志村さんの事で味わった寂しさを感じながら、気を付けていこうと思っています。
それでは今日はこの辺で・・・m(. .)m