ただいま準備中です。
腸内フローラ 整えると怪我を早く治す! ただヨーグルトを食べても効果はありません!
腸内環境を整えると怪我を早く治すだけでなく、ざまざまな効果が!

- 怪我を少しでも早く治したい方
- インフルエンザや風邪などにかかりにくい身体に保ちたい方
- 肌や皮膚のアンチエイジングの為に
- ヨーグルトを食べてるけど、効果がイマイチよく分からない方
- しっかりとした知識を知って様々な効果をさらに出したい方
まずは「免疫」とはどういったものか知りましょう!
巷でよくいわれる「腸内フローラを整える」とは分かりやすく言うと「腸内を善玉菌でいっぱいにする」という事です。(フローラとはお花畑の事です)
腸内を善玉菌でいっぱいにすると、様々な効果が期待できます。今回は特に「怪我を早く治す」という事にスポットを当てていきます。
◆ 私たちの「免疫」とは限られた力なのです。つまり限界があります ◆
いつも私たちの身体は外からのバイ菌や細菌・カビなどが侵入しようと狙ってます。
身体の中にたくさんのバイ菌やウイルスなどが入ってくると、その対応に追いつけず細菌の毒素に身体の機能を壊されてしまう「敗血症」などになってしまいます。
特に空気中にはウイルス侵入・ダニ・カビやほこりの中に含まれるバイ菌などがたくさん含まれています。
ではなぜ肺の中がカビだらけになったりウイルスが容易に侵入出来ないのか?
それは身体の中にある「マクロファージ」が外敵に対して免疫の細胞を作ってくれているのです。
そしてそれらが外部から敵が侵入してもそれらを撃退してくれるからです。
つまり「免疫を上げる」とは「マクロファージを増やす」という事なのです。
◆ 腸の中はどのくらい免疫力を使ってる?◆
例えばあなたの身体の免疫が全部で10ポイントあるとしましょう。外からのウイルス侵入は何ポイント使っているのでしょうか??
・・・正解はわずか1~2ポイント程度なのです。(たったそれだけでウイルス侵入を防いでるのは凄い事なのですが)
それではほとんどの免疫力はどこで使ってるのでしょうか?
それは「腸の中」です。 腸の中は有毒な雑菌・ガスに満ち溢れています。なのに具合が悪くなったりしませんよね? それを防いでくれているのが「免疫力」なのです。
なんと身体の免疫力の6~7ポイント(つまり約70%!)を腸内で使っているのです!
もし腸内の免疫力減らすことが出来たら・・・その余った力をを他のところに回せますよね・・!
そこでポイントなのがいわゆる「善玉菌」なのです!
善玉菌は身体の免疫力を使いません
いわゆる「善玉菌は身体の免疫力をほとんど使いません」
理想の腸の中の細菌の割合は
善玉菌・2 日和見菌・7 悪玉菌・1
が理想と言われてます。
この「日和見菌」は割合の多い方の味方になります。
悪玉菌の割合が多くなるとそちらの味方につく困ったやつです(笑) ですが善玉菌の割合が多いと途端に善玉菌の味方になってくれます。
腸内の免疫を使う力が減ってくれると、その余った免疫力をその他の方面へ使ってくれます。
そのことによってさまざまな効果を出そうとするのが「腸内フローラを整える」という事なのです。
ケガの時に「免疫を上げている」とこんな効果が
ケガをした時に「壊されてしまった組織を早く取り除かなければ、そのあとの組織の修復は進みません。」
分かりやすく表現すると、アスファルトを新しく舗装しなおす時に、いったんアスファルトを壊します。
その時にまずは壊したガレキを取り除かないと新しいアスファルトを敷けませんよね?
この「壊れたガレキ(壊れた細胞)を取り除く」のが免疫の仕事になってます。
早く壊された組織が無くなってくれれば、新しい組織の再生の時間が早くなるわけです。
その他として、
トレーニングなどの「疲労」とは一部壊された組織がありますので、それも取り除く役割があります。
つまり・・・「疲労を早く取ってくれます」=「過度の疲労によって壊されてしまうのを防ぐ」
=「怪我を防ぐ効果がある」という事です。
ただヨーグルトを食べてもダメです。 食べ方によっては効果がありません!
善玉菌を摂取するというと、真っ先に思い浮かぶのが「ヨーグルトを摂取する」事です。
しかしたた食べているだけではありませんか? それではダメなのです!
胃の中の「胃酸」は強力な酸で出来ています。(科学の実験でやった「塩酸」と同じくらいの酸性度です)
なので、すきっ腹にヨーグルトを食べてもほとんど全滅してしまいます。
CMでやっている「おやつにヨーグルトを食べる光景」などは効果がありません・・・
◆ 善玉菌をしっかり腸内まで届かせる食べ方 ◆
1.ヨーグルトは食後に食べましょう
2.水・お茶を多めに摂りましょう
この2つは「胃酸を出来るだけ薄める」という効果を狙ってます。酸性が薄くなれば生き残る善玉菌の確率も増えてきます。
しかしそれでも大部分が死滅してしまいます・・・そこで
3.量は出来るだけ多めに摂りましょう。(出来れば握りこぶし大くらい)
握りこぶし大くらいでも生き残って腸内に届くのはわずか1%くらいと言われてます。
食べれる人は出来るだけ多い量を摂取するようにしましょう。 物量作戦みたいなモノですね!
4.食事の時は同時に「食物繊維」を摂りましょう。
やっとのことで腸まで善玉菌が届いたら・・・今度は味方の数が圧倒的にいません。
「食物繊維」は「善玉菌」が食べると分裂してドンドンその数を増やしてくれます。エサみたいなモノですね(笑)
それが大体3週間くらい続くと善玉菌が定着し始めます。
◆ 食物繊維の多い食べ物 ◆
みなさんが想像してるレタス・きゅうり・トマトにはほとんど食物繊維は含まれていません。
ふだんの食事で食物繊維を多くとれるのは
・大豆・インゲン豆などの豆類
・干しシイタケ
・切干ダイコン
・ゴボウ
・海藻類
・コンニャク
などです。どれも安価な食材なので助かりますね!
ビフィズス菌はオリゴ糖を栄養源にしてるのでそういった情報もしっかり把握した方が効率が良いですね!
オリゴ糖は胃酸や腸で溶けることがないので効率よく数を増やす事が出来ます。
オリゴ糖を多く含む食品には、大豆、ゴボウ、アスパラガス、タマネギ、牛乳、バナナなどがあります。
自分に合ったヨーグルトの選定の仕方
現代はさまざまな「善玉菌」が氾濫しています。
ブルガリア菌、ビフィズス菌、LG21、LC1…etc. 色々な種類をCMや食品売り場でみかけます。
どの菌が自分の身体に合っているかの目安は「実際に食べ続けないと分からない」のが現状です。
ひとつのヨーグルトを1日200~300gずつ、2週間くらい試してみて、自分との相性を調べてみましょう。
・便秘・お通じの調子が改善される
・肌の調子がよくなる
・風邪をひきにくくなる
などといった点を目安にして自分に合ったものを探してみて下さい。
腸内を善玉菌でいっぱいにするとその他にもこんな効果が!
さきほどお話ししましたように、「腸内を善玉菌で満たす」=「免疫力を上げる」という事です。
免疫力が上がるとこんな効果が期待できます。
1.肌がきれいになる
2.風邪やインフルエンザになりずらくなる
3.怪我の治りが早くなる
4.疲労を早く取ってくれるので怪我がしにくくなる
5.お通じが良くなる
6.ガン細胞や腫瘍が出来づらくなる
7.アレルギー改善
・・・どうでしょうか? 今現在は研究が進んでいてその他にもさまざまな効果が期待できると考えられてます。
特に注目されているのが「ガン細胞が出来づらくなる」というところですね!
「霞ケ関片野治療院」ではこんな事をしています
当院では怪我をより早く治したい人の為に専用のパンフレットをお渡ししています。
その他にもここでは書ききれなかった細かなアドバイスや知識を提供しています。
実はこの知識はプロやオリンピックなどのスポーツ専門施設では当たり前の様な知識になっていまして、それを一般の皆さんに分かりやすく提供出来たらな・・・と思って今回この「症状別メニュー」に書き出してみました。
急な怪我の際やその後の栄養面を考えた施術・リハビリテーション・復帰後のトレーニングなどはぜひ当院「霞ケ関片野治療院」のご相談下さい!