ただいま準備中です。
モートン病・・足の指先の鋭い痛み・シビレ その予防策
特に働き盛りの女性に多い疾患です
- 足の指先に違和感やシビレがある人
- 普段からヒールやパンプスなどを履く傾向にある人
- 女性によくあって日常に潜んでる怖い症状を知っておきたい方
- 足を着く時に痛みや違和感を感じてしまう人
- 初期症状を知り、予防法を知りたい方
「モートン病??女性がよくなりやすい疾患って??」
女性の身近にある一種の「使いすぎ」の症状を紹介しようと思います。
その名は「モートン病」
あまり聞きなれない症状かと思いますが、実は意外と多いのです。
それは何よりも「モートン病」になってしまう姿勢やケースが多いせいです。
それではまずはその「モートン病」になりやすい方のケースから・・・
◆ 「モートン病」になりやすい人がよくやってしまう姿勢やポジション ◆
1. 椅子でついついつま先立ちになってしまう人
指摘されるとハッとなってしまう方も多いと思います。
基本的につま先に重心がかかっている人がこの「モートン病」になりやすいのです。
何よりも「まさかこんな事でなるとは思わない」と思ったり「ついついやってしまう」というのがこの症状に陥ってしまう原因かと思います。
2. ヒールを履く傾向が多い人
先ほど説明しました様に「つま先に重心がかかる傾向の人」が「モートン病」になりやすいのです。
このケースの方が割とポピュラーなのでご理解を頂けると思います。
3.常日頃から足~腰の筋肉がかなり疲れている人
実は下半身の筋肉の役割の一つとして「ショック吸収機構」があるのです。
例えば腕の筋肉が疲れるとモノが持てなくなりますよね・・?
それと同じように腰~足が疲れていると筋肉のショック吸収機構が落ちてしまって足のつま先に繰り返しの負担がかかってしまいます。
腰の筋肉の疲労というと・・つまり「腰痛傾向・足が疲れる傾向の人がをモートン病になりやすい」という事です。
意外と座る姿勢が長いと立っているよりも腰~骨盤の中に負担がかかっています。
なので「公私に渡って長時間座る人が腰痛傾向になりやすい」のです。
4. 体幹の筋肉が落ちている傾向の人
腹筋や背中の筋肉、主に「インナーマッスル」と言われている体幹(背骨に沿って)の筋肉が落ちている傾向の人もつま先に重心がかかりやすいので「モートン病」になりやすいのです。
この「背骨に沿ったインナーマッスル」君の働きは「背骨を真っすぐにして背筋を伸ばす」というお仕事をしています。
もしわざと昔のお年寄りの様に背中を丸めみたら・・・つま先の重心はどうなりますか?
そうですね。背中を丸めると自然と膝が曲がる→その次につま先に重心がかかってしまうと思います。
なので、見た目は背中が丸くなってなくてもインナーマッスルや運動不足の人で筋肉が落ちてしまっている人はつま先に重心がかかってしまっているので「モートン病」になりやすいのです。
「モートン病」ってどんな症状なの?
1.踏み込んだ時につま先や足の裏に痛みが出る人
2.指先全体や第2̪趾~第3趾にかけてしびれや違和感がある人
主にこの様な症状が代表的です。
「モートン病」とは・・・いったい何なの??
実は神経の腫瘍の一種なのです。
でも悪性というものではないので転移したりはしませんが、症状が重くなってくると外科的手術が必要になってきてしまいます。
なので「早期発見」や「ついついやってしまう事柄」をしっかり抑えておく必要があります。
当院では、初診時に外科的手術が必要であろうという時は医療機関を紹介しています。
自身でも気を付ける項目とセルフケアのやり方
まずは最初に書いた項目の「モートン病になりやすい人の傾向」の部分をご自身でも修正していきましょう。
1. 椅子でついついつま先立ちになってしまう人の対策
これこそ簡単に出来て治療&予防になっていますね!
デスクワークなどの座り仕事や、家に帰った後のリラックスタイムなどをちょっとチェックしてみましょう。
ご自身が「ついついやってしまうクセ」これが実は一番多いケースになっています。
ほぼ無意識化でやってしまっているために、指摘されても最初は「え?いやぁ・・・特に思い当たりませんねぇ・・・」という答えが返ってくる場合も多々あります。
後日、「先生・・・やっぱりやっていました(笑)」という答えも後から返ってくることが多いです。
ご自身の仕事&プライベートの時間帯をちょっとチェックしてみましょう!
2. ヒールを履く傾向が多い人の対策
ここは職場環境によってはどうしようもない方もいらっしゃるかと思います。
本来ならば「スポーツメーカーのランニングシューズやウォーキングシューズなどを日頃から履くのがBEST」です。
各症状が出てるかな・・・?と思ったら、職場の上司などに相談してランニングシューズなどを履くようにしましょう。
ヒールの他には「安全靴」や「裸足」(保育士さんが多いです)プライベートなどでも薄いゴムの靴や、スロックスなどのサンダル系を履いている方が多いです。
逆に接客業などでスーツ&ヒールなどを履かなければいけない人などは休憩時間の時は脱ぐようにしたり、次の項目の「関連している筋肉のストレッチ」を心がけてみましょう。
3.常日頃から足~腰の筋肉がかなり疲れている人の対策
腰や骨盤の周囲の筋肉の疲労が強い人、つまり「腰痛傾向の人」は「公私に渡って長く座っている人が多いです」
頭は10kg、腕は7kgもあると言われています。
そんなものを公私に渡って持ち続けていたら・・・当然疲れますよね なので・・・
・プライベートの際は横にゴロッとなって頭と腕という荷物を降ろしましょう。
主に「ソファー」や「座いす」や「ベタ座り」の傾向が多い人が腰~骨盤の中の筋肉を痛めやすいです。
その他には挿絵の様に、「お尻を前に出して座っている方」なども多いですね!
ご自身で日常をチェックしてみましょう!
・ 仕事中はストレッチを小まめにしましょう。
主に「前かがみ」や「横に倒す」ストレッチが良いですが、全体的に動かすのもGOODです。
トイレなどの際には大股に足をスライドさせるのも実は腰~骨盤の中の筋肉の疲労を取ってくれています(動的ストレッチと言います)
どの様なストレッチ方法でも構わないのですが、ポイントは「小まめに動かす」ココです!
4. 体幹の筋肉が落ちている傾向の人の対策
こちらはヨガやピラティスやバランスボールなどの主に体幹の筋肉を鍛えていくのが大切になってきます。水泳なども良いですね!
今はご自身の美容のためであったり、見た目のアンチエイジング効果(若返り)の為であったり肌の為であったりと様々な運動や筋肉トレーニングがとても盛んです。
ご自身が「コレ楽しい!」と思える様な運動を発見していきましょう!
まだそんな運動に出会ってない人も、「自分に合わなかったら辞めればいいや~」と気軽な気持ちで良いですから色々参加してみましょう!
当院ではモートン病になる前に気づいてくればBESTです!
「モートン病」になる前は「足底筋膜炎」という筋肉の挫傷(肉離れ)になっている場合が多いです。
ぜひその時に治療をしてあげた方が治りは早いですし、神経の腫瘍にならずに済みます。
「モートン病」の前になりやすい症状として「足底筋膜炎」があります。
これは足の裏の筋肉の肉離れ(挫傷といいます)なのです。
つまり日頃のダメージが蓄積している傾向ですよ。という事です。
それをほったらかしにしておくと・・・その先に「モートン病」になってしまう可能性が高いです。
なのでなんでも「早期発見・早期治療」! 早めに受診しましょう!
当院ではレーザー治療の他にマイクロカレント療法を施術しています。
その他には腰~骨盤の中のストレッチ指導や、靴の指導なども行っています。
治るまで2~3週間をみて続けて受診していきましょう。
もし「モートン病」などの疾患の場合は整形外科などのその症状に合った医療機関を紹介しています。