みなさんこんにちは。片野ですm(. .)m
最近TV番組の合間に「コンドロイチン」という飲むと膝の痛みに効くというCMがよく流されています。
この「コンドロイチン」とは主にカニなどの甲殻類やサメの軟骨組織に含まれているコラーゲン性の物質なのです。
我々人間の膝の中の軟骨組織はまさにこの「コラーゲン」で出来ていまして、壊されて痛めている膝の組織には必要な材料なのです。
日本ではまだまだ薬として認可はされていないのですが、ヨーロッパなどの欧米諸国では薬として認可されています。
なので確かに飲めば・食べれば壊されている膝の軟骨組織の材料は補給されるので良い効果の一環になるでしょう・・・
でも・・・CMの表現などで飲むと「あ~ すっごく良くなったわ!」「いや~ コレ、いいですねぇ!」の様な感じになってますが・・・(;^_^A💦
「コンドロイチン」を飲む・・・それだけではだめですよ!💦💦💦
「コンドロイチン」の役割は、先程話しました様に「関節の中の軟骨組織の材料を補給する」というものです。
いくら材料を補給したとしても「膝の中の衝撃を緩める事」をまずしなければ膝の中は壊され続けてしまうでしょう。
その結果、「いくら飲んでも治らない」という事になってしまいます(;´・ω・)💦
膝の中の衝撃の例を挙げましょう。
60kgの人が片足を着くと、膝の中に何と約1.5トンの衝撃があります。
それを緩和させているのがまずは「自分の筋肉」です。ここでは主に骨盤~腰の筋肉になってます。
なので ◆ まずは腰のストレッチの習慣を身に着けましょう! ◆
特に公私に渡って長時間座り続けている人はこのストレッチを積極的にやりましょう。
膝の中がなかなか良くならない人のもう1つの特徴は
◆ 日常や仕事中に立つ時間の時の靴が硬い傾向の人が多いです ◆
解決策としては「ランニングシューズ」などのショック吸収素材が入った靴を履くようにしましょう!
この2点を解決した上で「膝の中の素材であるコンドロイチンを食べる」と膝が良くなっていく流れになっていきます。
まぁ確かにCMはインパクトと分かりやすさが大切なので、食べることによって「良くなった!」という方がいいのは分かりますが・・・💦
そのせいで「コンドロイチンを食べさえすればOK!」にならないように皆さんも気をつけましょう(;^_^A
なぜこの様な事を書くかと言いますと、最近よくその「コンドロイチンを食べると物凄く良いって本当ですか!?」という質問を頂くためです(笑)
それにしてもTVの影響力って凄いんですねぇ・・・(;^_^A
いい知識を吸収するのはいいのですが、それが正しい情報になっているかどうかを見極めることも大切です。
いまはインターネットでも様々な情報がありますので、ちょいちょいチェックしていく習慣を身につけましょう!
情報が氾濫していてどうしても分からない様でしたら私に聞けば良いかと思います(笑)
それでは今日はこの辺で・・・m(. .)m