みなさんこんにちは。片野ですm(. .)m
皆さんは例えば腰が痛い時に「痛いから動かさないようにしよう」と思ってる方が多いと思います。
もっと正確に言えば「痛くて動かして良い時と悪い時の区別が分からない」というのが実情でしょう。
今日の「霞ケ関片野治療院」のブログはこの「動かして良い時と悪い時の目安」を題材にしてみました。
◆ この様な時は動かさない様にしましょう ◆
・ 急性期の炎症の時 ・
筋肉やその周りにある「組織」が壊されると「炎症反応」というのが起こります。
この「急性期の炎症がある時はもれなく動かさないようにしましょう」時間は48時間!
急性期の症状にはこの様な5兆候が必ずあります。
1.痛み (正式には疼痛といいます)
2.赤くなっている (発赤)
3.腫れている (腫脹)
4.患部がほんのり暖かく感じる (熱感)
5.動かすと痛い (機能障害)
これらがなにか「痛い!」というきっかけがあって、これらの5兆候が当てはまる場合は痛みの大小にかかわらずもれなく「動かさない方が良いです」
その他にこの時はマッサージも禁止です!
お酒も禁止!
お風呂も長く入ってはいけません!
いずれも腫れが強くなって痛みが増強してしまうので怪我をしてから48時間はこれらの行為はやめましょう!
この時の最適な方法は
・ 冷やす
・ 痛みが引ける体位で安静に・・・
この2つをしっかり管理しましょう。
・ 椎間板ヘルニアや神経炎などの診断が下された時 ・
これは自分での判断では出来ませんが、もし医療機関からこの診断が下された場合は動かしてはいけません。
最近では医療機関の方から「動かしてはいけません」という告知が来るようになりましたので、うっかり動かしてしまうことは随分少なくなりました。
痛みが強い時・2週間以上それなりに強い痛みが継続する時は、自己診断をせずに迷わずに医療機関に診察をしましょう!
◆ この様な時は動かすようにしましょう ◆
・ 炎症5兆候が見られなくて8日~10日以上経っている時
組織がある程度修復されたら、少し負荷をかけた方が治りが良くなるという医学的な事が証明されています。
強度は、無理のない・痛みが少ない範囲がBESTです。
効果としては結構をよくする・治るのを促進する・硬くなっていく組織の柔軟性を持たせるという効果があります。
・ 40肩・50肩と診断が下された時 ・
いくら40肩・50肩と言われても上記した「炎症5兆候」が見られるときは動かしてはいけないのですが、何もしなくても痛い状態がなくなったら積極的に動かしましょう。
・ 筋肉疲労と診断が下された時 ・
主にストレッチなどの運動の他に大きく患部を回すような動きなどが良いでしょう。
腰の場合はウォーキングなども良いですね!
いかがだったでしょうか・・? かなりざっくりとした話ですが、その様な感じになってしまったのもやはり
同じ「痛い!」でも症状がかなり細分化されるので、痛みが強い時は自己診断せずに必ず医療機関に受診しましょう!
ここが一番大切になってきます。
診断を受けてから、上記されたものに当てはまっているのならこれらを基準に動かす・動かさないを意識してあげるのが良いと思います。
寒くなってきたので肉離れ系の症状が多くなってきています(ギックリ腰・アキレス腱断裂・筋断裂)
デスクワークの方々は腰を、肉体労働系の方々やスポーツをする方々などは肉離れやアキレス腱断裂が多い傾向にあります・・・
どの様な仕事でも皆さんも準備体操やストレッチなどをして気を付けていきましょう(;^_^A💦
それでは今回はこの辺で・・・m(. .)m