みなさんこんにちは。片野ですm(. .)m
最近TVなどのメディアで主に漢方薬や東洋医学などがしきりに取り上げられてますね! 鍼灸の国家資格や漢方医学を勉強してきた私にとってとても良き傾向にあると思ってます(*^^*)
ついこの間も塾講師の林先生が漢方医の方とTV出演してまして漢方薬の良さをアピールしていました。
最近ではお医者さんの処方箋などの3割近くが漢方薬だという統計を番組では出していましたねぇ。
・・・でここからは同じ東洋医学である鍼灸の話なのですが、実際のところ
◆ 「痛いからイヤだ」・「なんか怖いからイヤだ」
◆ 「どのくらいまで深く刺すの?」
◆ 「本当に効くのかいまいち信用ならない・鍼を刺すくらいで治る理由・信用がならない」
というのが現場での患者さんの声になってます・・・(;^_^A💦
まずはこの各問題から回答していきましょう!
1.まずは「痛いから・・・」・「怖いから・・・」から
鍼の手技の方法として「押し手」というものがあります。 そして「鍼管・しんかん」という道具があります。
いずれも手や管を身体に軽く押し付けながら鍼を刺します。
この「押し付けて刺す」というのがポイントで、私たち人間は「痛い」という感覚よりかは「押されてる」という感覚の方が優先されて感じます。
これを上手く利用して鍼を打つときはこの様に「押された感覚を利用して刺す」のです。
それともう一つの理由は鍼自体の先端が円錐状に丸くなるように尖ってるので痛みを感じずらい構造にもなってます。
なので実際鍼を打ってもほとんど・・・とうかまったく痛みを感じません。
もし感じたとするならば、毛抜きで小さな毛を抜いたくらいの「チクリ」ぐらいといったところです。
2.どのくらいまで深く刺すの?
これは先生によって様々で、深く刺す先生もいればほんの数ミリしか刺さない先生もいます。
深く刺す・浅く刺すのどちらが良いかというと「自分の希望によって選択する」というのがいいと思います。
深く刺す先生でも浅く刺す先生でも理論はしっかりしてますので良い効果が得られます。
その先生の診療を実際に受けてみて「気持ちが良い」と感じる方が自分に合う方治療と言えます。
「深く刺すのはものすごく怖い・・・」と思う方は深く刺す先生はやめた方が良いでしょう。
ちなみに当院「霞ケ関片野治療院」ではほんの数ミリしか刺さない「浅く刺す方の先生」になってます(笑)
3.本当に効くのかいまいちわからない・鍼を刺すくらいで治す理由・信用がならない
東洋医学は中国で発祥しまして、数千年前からの「人体実験を繰り返してこの症状にはこのやり方が効く」というのを積み重ねて成り立っている医学です。
もちろん今でも多くの研究や報告が積み重さなり続けています。 成功と失敗を繰り返してきてその結果の治療方法なので効くのです。
諸外国でも薬物に頼らない・リーズナブルな治療法として注目されています。
WHO(世界保健機構)でも症状に合わせた経穴(ツボ)が認められています。
ただどんな治療でも「合う・合わない」があります。 これは薬でも一緒ですね!
やってみて「怖い・・・!」「いくらやっても効果がない」「金・銀・ステンレスなどの金属アレルギー反応がある」などの方は私は鍼は体質的に合わない方だと思います。
なぜ効くかという部分なのですが、不思議な事にWHO(世界保健機構)でも「なぜ効くかは分からないが効果は高いので治療方法として正式に認める」と異例の発表をした経歴があります(笑)
西洋医学的にもなぜ効くか分かってない部分が多いのですが、多くの国々で活躍してる治療方法なのです。
ちょっとした人間の身体の神秘ですよね(笑)
当院「霞ケ関片野治療院」でも鍼灸治療を行っています。
これを機会にやってみたいという方は遠慮なく申し出て下さいね!
それでは今回はこの辺で・・・m(. .)m