みなさんこんにちは。片野ですm(. .)m
この前のブログの補足の様な形になりますが、本日のお題は「繰り返し同じ場所を痛める人が治っていく傾向」という部分にスポット湧てていきたいと思います。
当院「霞ケ関片野治療院」では治すための施術だけではなく、
「自分で出来るセルフケア」
「また同じ場所を痛めないための注意事項・予防法」
などを患者さんに紹介しています。
もちろんセルフケアや予防法を紹介して実践して頂ければ確実に早く治っていくのですが・・・また数ヶ月すると同じ場所を痛めてしまう方は多いです。
そのような場合で多いケースとして
1.良くなってしまってすっかりケアをしなくなってしまう。
2.そもそもが筋力不足なので、筋持久力が無くまた疲れて痛めてしまう。
3.それ以上の過酷な労働状況。改善出来ない職場環境や人間関係。
などが挙げられます。
ここでは3番に関しては率直に申し上げますと、私の力が及ばない状況なので完全な治療は難しいと思ってます・・・
「治す事」を生業にしている私にとって、ここは悔しい部分ではあります・・・
しましまだまだ日本はブラック企業が正直多いです・・💦 なかなか職場の環境を改善してもらえない状況が多くて苦しんでいる方も多いのが実情です・・・
ここで取り上げる、そして解決策があって「普段の痛み」から解放される可能性が充分高いのは1番と2番です。
「1.良くなってしまってすっかりケアをしなくなってしまう」は・・・これは先ほどとは違う観点である意味しょうがない部分はあります(笑)
なぜならことわざにもある様に「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というやつですね!
傾向としては1度治って痛みが引けた後にすっかりセルフケアを忘れてしまいます。 まぁ・・・そうすると当然疲労が取れなくなるわけですから、また痛めますよね💦
そうしてまた痛めて2度目の来院の時に「先生・・・またやっちゃったよ・・・ 言われたことを出来てなかった・・」と中には自分を責める方もいらっしゃいますが・・・ガッカリしないでください(;^_^A
だってみなさんそういった傾向の人が多いんですもの!(笑)
そうやって大体3回か4回繰り返して、いよいよ懲りて懲りて・・・そうしてセルフケアをするように習慣づいたら来院の機会がほとんどなくなります。 でも人間なんてそんなものです(笑) 格言やことわざだってあるくらいですしね・・・💦
「2.そもそもが筋力不足なので、筋持久力が無くまた疲れて痛めてしまう」は疲労する原因が運動不足による筋力低下。これも自分で何とか出来る範囲の事なのです。
やはり筋肉が着いた方が繰り返しの負荷に対して疲労はしなくなりづらいですし、結局のところ運動不足こそ様々な痛みを併発するきっかけになってます。
成人病疾患が多いのもこういった傾向である訳ですしね・・・
問題は「どうやって継続して運動を続ける事をするか? そのモチベーションをなににするか?」これになってくると思います。
この問題は各自で違う為、難しい部分ではありますが、私は患者さんとここについて話す時に、
「その患者さんが一番興味を持ってくれる体操やスポーツ。自宅外か自宅内で出来るトレーニングがどちらが自分に合ってるか」
をアドバイスさせて頂いてます。
アドバイスのポイントとしては「そうか・・・やってみようかな・・?」くらいの感覚にさせる様にするのを心がけています。
理想としては「よーし! それじゃやろうかな!」という様になれば良いのですが、もともと運動の習慣のない方はそんな状況にはまずなりません💦
それにそのようなモチベーションにすぐになれる方は、もうとっくになにか始めてますし、当然治る傾向も早いです(笑)
あまり強く勧めても逆にやりたくなくなったり、いわゆるウザがられてしまうと逆効果ですしね・・・難しい所です。
ちょっとずつちょっとずつ・・・実行してもらって少しでも「良くなったという実感」が湧いてくれたらしめたのものです。
「実感」とは「納得」と思ってます。 人間の思考の基本的事項に「納得があると行動に移せる」というものがあります。
そこをウザがられない範囲で・・・勧めてモチベーションを挙げてもらえるように私は頑張ってます(;^_^A💦
ともかくこの1・2番をしっかり出来ると繰り返し同じ場所を痛めるという事から遠ざかる事が出来ると私は感じています。
近年は世間の皆様が運動する意欲が高まって来て受け入れやすい傾向になってきたのは私は助かっています・・・(;^_^A
逆に「とりあえず治療して! セルフケアや運動は面倒だからしたくないかな・・・」と思う方は私の施術は合わないかもと思います。
でもそれはそれで良いのです。自分に見合った施術家を選択すればよいのですから!
さてさてかなり長くなりましたが今日はここまでとしましょうかね(;^_^A
それでは今日はこの辺で・・・m(. .)m