皆さんこんにちは。片野ですm(. .)m
今日は膝の話題。
とある患者さんが3か月くらい膝が痛くて、最近水が溜まってきた。それで夏休みでこちらにしばらく帰ってきた時に僕の施術とアドバイスを受けようという感じで相談に来ました。
色々話を聞いてみると、その方のケースで・環境で膝を痛めている人はとても多いので、ここで一例として書いてみようと思います。
アドバイスと施術でほぼ良くなって、夏休が終わって仕事が始まっても痛みが悪化せず良くなったケースです。
まずはその方の仕事環境から。
1.彼は深夜高速道路などの整備などをしてるのでずっと立ちっぱなし。
2.底の硬い安全靴を履いている
3.腰の重だるさはしょっちゅう。でも痛いほどではない
4.運動はしない。軽い筋力低下がみられる。
5.身体のお肉がそこそこある(ぽっちゃりさん)
それに対してこんなアドバス&施術をしました。
1.立ちっぱなしの仕事は改善しようがないのでこれはしょうがない。
2.底の硬い安全靴は、現在スポーツメーカーがショック吸収素材が入った安全靴を発売してるので、それに変えてもらいました。
3.腰のだるさ=腰の筋肉の緊張があると思って腰椎付近と胸椎付近の緊張を取るためにSPAT療法。
4.歩くと痛みがひどくなるので、自転車で週2回・20~30分くらいの運動を勧め、実行して下さいました。
5.身体のお肉!これもすぐには取れないので、もしよかったら改善してみてくださいとだけアドバイス
その他に膝の直接の治療として当院でのマイクロカレント療法(MCR)・電気での筋肉をつけるためEMSという電気を流しました。
・プライベートでもランニングシューズを履いてもらう。
・腰~背中のストレッチを教えてそれを仕事中に実践してもらう。
などを実践してもらいました。
そうすると施術して2日目で痛みが取れたのが実感してもらいまして、最初は「まぁそこまで良くならないだろう」とたかをくくっていたそうですが(笑)急きょ回数券を買って下さり「何とか約2週間位の夏休が終わるまでに良くして、セルフケアのアドバイスも受けたい。 夏が終わった後も出来る限り仕事を調整してしばらく通ってみる」と言って頂きました。
私も「もっと何とかしてあげたい!」という気持ちが高まったのを覚えてます。
やっぱり治療って「施術者と患者さんの協力があって、お互い治したい!って気持ちが高まらないと良くならない」と思うのです・・・
その後その患者さんはすっかり良くなり、ショック吸収材が入った靴の大切さと腰~足のストレッチの膝に対する重要性。
あとしっかり通って治すということが大切だという事に気づいてもらってその後も元気にやっているそうです。
全然運動しなかった人が、週二回の自転車トレーニングを今では実践してるそうです。
当時は暑かったので、水泳を平泳ぎ以外で実践しましょうと軽くアドバイスしたらそれも今はしっかり習慣化してるそうです。やっぱり良かった!と実感しないと人は習慣化しないですよね(;^_^A
・・・正直あそこまで運動をしてくれるとは思ってませんでした(笑)最初は運動いやがってたのに(笑)